ここでは、Twitter Streaming APIで取得したTweetデータを使用しています。従って、全Tweetでは無く一部データを使用して、概略の傾向をみてみようとしています。(全Tweetに基づく定量的な結果についてはTwitter社及びその他全データを扱っている組織からの発表をご覧ください。)
また、前々回(2011年12月9日)と前回(2013年8月2日)の当時、Twitter Streaming APIでは全体の約1%が流れていましたが、現在はそれより少ない量しか流れていません。その違いを考慮しつつ比較していきます。
まず、対象とする三日の日本語Tweet数を見てみます。24時間を10分間隔で集計しました。比較する対象(金曜ロードSHOW)が同じ時間から始まってくれるおかげで、単純に比較できるはありがたいです。
前々回(2011年12月9日)→前回(2013年8月2日)の差異は、単純なユーザ増加と考えられます。
前回(2013年8月2日)→今回(2016年1月15日)では、金曜ロードSHOW開始前まで、ほぼ同じグラフになっていることから、ユーザ増加分がTwitter Streaming APIの流量変化に吸収された形になっていると考えられます。そこで、23時20分台のバーストを見てみると今回が明らかに低下しています。
では、「バルス」に絞り込んで見てみましょう。20時~24時の10分間隔集計です。
バルスが少ないですね。
今回は「タニタ」「スバル」も公式アカウントが便乗してきたようですが、これらを足しても1割程度の増分でした。減っていることは間違いないようです。
さらに「目が、目がぁ」の出現数は、次になります。(表記揺らぎ対策で「目が」をカウント)
上記の「バルス」の相似形ですね。
登場人物の名前を含むTweetはどうだったでしょうか。
もしかしたら、公式のバルスタイマーを確認して、23時20分の少し前ぐらいから見始めて、「バルス」Tweetのついでに他のTweetもしていった、という人たちが多かったということなのでしょうか。
原因は諸説ありますが、どうやら、バルス離れは本当だったようです…