直属の上司とは綿密な打ち合わせに基づいて実施しているのだが、そのさらに上の上司な人にレビューするたびに言うことが変わってくる。
あっちにふらふら、こっちにふらふら、狙いが定まらない。
最初は、「簡単なツールでいいから」「製品で出して反応見て改良しよう」という話だった。
にもかかわらず、毎週のように機能追加が発生する。
単純ダイアログプログラム
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タブ付きダイアログ
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子ダイアログが開く
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小ダイアログもタブ付きに
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ダイアログ2つも必要か?→ひとつにまとめろ
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タブ付きダイアログ
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子ダイアログが開く
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小ダイアログもタブ付きに
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ダイアログ2つも必要か?→ひとつにまとめろ
これだけ見ると、プログラム作成の手間がかかるだけに見えるかもしれないけど、内部計算手法(理論や計算式)の変更やら、表示そのもの(リストにするか/グラフにするか)の変更やら、色々と注文がやってくるのでたまらない。
無駄なコードは発生するし、超スパゲッティ状態だし、当然ドキュメントなんか書く暇はないので、誰かにちょっとヘルプを頼めるわけもないという状態。というわけで、いつの間にやら実質一人で作業している。
そして、ここに来て、先日(2011/1/24)の「クローズアップ現代」(飛び出せ!“異能”~日本の閉塞感を打ち破れ~)の話に触発されて、株の予測ができないかとか言い出す始末!
いやいや、そんなに簡単にできるものなら、誰かがとっくに作ってだろうが。(過去に大量の類似研究があるものの、さほど成功してない。)そんなに簡単にいかないから、「クローズアップ現代」での内山氏の報告が注目された訳なのに、何言ってんだか。
というか、それ以前に、このアプリと方向性ぜんぜん違うでしょうが、統合する意味ないし。
と思って、軽くいなしておいたら、今度はこれに反応してきた。
いやー、トレンドへの反応早いっすねー。
じゃなくて、こんな事やってたらきりないでしょ。最初の構想とかけ離れすぎてるし、注目されてるものに目を奪われすぎ。
類似の研究はみんなやってるから、それが発表されるたびに対応してたら、いつまでたっても仕様が固まらないんですけど。
目的と方向性を明確にして、まず製品を作らないといけないんじゃないんでしょうかねえ。
そのあとで必要な拡張をする機会はあるかもしれないし、時間さえ(数年?)くれれば、株価予測の研究はやるから。予測ができるかどうかは知らないけど :-P